地域のために、
法的サポートを手頃な価格で

　当事務所は企業向けの契約書や利用規約の作成をはじめ、企業活動や新規事業の立ち上げに必要な法的書類を整備し、起業家の方々が安心して事業に集中できるようサポートを行っています。こうした法的な整備が適切に行われることにより、契約上のトラブルを未然に防ぐことができ、事業の発展を支える基盤が整います。また離婚協議書の作成を含む男女間のトラブル対応にも注力し、多くの方の不安や悩みに寄り添ってまいりました。専門的な知識を駆使して各種書類を作成し、お客様の目線に立った丁寧な対応を心掛けています。

　都市計画について学びたいと思い、小山高専を卒業後は福井大学に編入し、大学院まで勉強に勤しんでいました。卒業後は大学での知識経験が活かせる都市地域の計画に携わることができる高崎市役所に入職し、20年以上にわたって勤務してきました。その後、職務中に得た経験などを地域のために活用していきたいという思いがあり、地域の皆様の後押しもあり、現在は市議会議員としても活躍しております。

　実は行政書士事務所の設立は、当初目指していた目標では全くありませんでした。業務上の一環として市役所在職中に行政書士の資格を取りはしたものの、もちろん副業はできませんし、独立なんて1ミリたりとも考えていませんでした。ですが、仕事をやっていくなかで積み重なってきた悔しさが、私を独立へと推し進めてきたのです。大きなきっかけとなったのは、職務として当時関わることが多かった市民の離婚に対する問題でした。養育費の支払い調整や離婚協議書などの公的書類の作成など、比較的複雑で心理的ハードルの高い業務は弁護士や行政書士といった専門家にアドバイスを求めるべきところ。しかし弁護士の方に頼むと、まず着手金で数十万円の請求…。もしかしたらDVなどで命の危機にさらされている状況かもしれないのに、そんなお金を払える余裕なんてないわけです。ところが行政書士に頼むと、たったの数万円で対応してくれるんです。もちろん弁護士の方々はプロフェッショナルとして問題をすべて解消できるだけの技量を持っていますし、彼らに相談できればそれに越したことはありません。ですが離婚問題になった際の一つの選択肢として、行政書士は書類作成を頼んだり専門的なアドバイスを比較的安価に提供できます。

　そして独立前の自分は、行政書士として彼ら彼女らを助けられる経験・知識は十分あるのに、市役所に長く務めているだけのおじさん。ふと、何してるんだろう、と思ってしまい、居ても立ってもいられなくなり独立に至りました。群馬には新たな挑戦を目指す起業家や、家庭問題に悩む方々が多くいらっしゃいますが、私たちはこうした方々の力になり、地域全体がより元気に活気づくための一助になりたいと考えています。

　当事務所としては、無理な拡大を図るつもりはありません。地域密着型のサービスを大切にし、地元の方々が安心して頼れる存在であり続けたいと考えています。私は県外出身ですが、長年にわたり高崎市役所で勤務し、その間に地域の方々や多くの関係者から多大な支援をいただきました。この恩返しとして、今後もこの地域で継続的にサポートを行い、地域の発展に貢献したいと考えています。

　群馬県は、東京圏へのアクセスが良好でありながら、大自然にも囲まれた素晴らしい環境です。この恵まれた地域で、私自身の知識と経験を活かし、多くの方々が抱える法的なお困りごとの解決に貢献することが私の喜びです。今後も行政書士としての役割をしっかりと果たしながら、地域の皆さまと共に歩み、地域社会を支える一員としての責任を全うしていきます。